2023年3月に資産1000万円でセミリタイアしました。
資産1000万なんかじゃ絶対にセミリタイア出来ないという方が9割くらいを占めていると思います。
しかし、今回資産1000万円を自力で貯めることの本当の凄さをお伝えします。
資産1000万円でもセミリタイアできるかもと思っていただける方がほんの少しでも増えると嬉しいです。
年間支出が最適化される
これこそが、資産1000万円を自力で貯めることの最大の恩恵だと私は思っています。
年間支出が最適化されて初めてセミリタイアするのかしないのかというスタートラインに立てます。
年間支出が最適化されるとは、自分にとって本当に大切な人やモノにしか支出をしなくなることです。
こうなると年間支出は格段に下がります。
私の場合は年間支出300万円以上から一時期は年間57万円まで下がりました。
参考にその時の家計簿を貼り付けます。

2019年から2020年にかけての家計簿です。
セミリタイア挑戦前は一人暮らし、車持ちという贅沢の限りを尽くしていたので、家賃、保険料、光熱費、ガソリン代だけで、100万近く支出していました。
年間支出3,248,886円‥
今見ると本当に恐ろしい金額です。

こちらの家計簿はセミリタイアを決意し、セミリタイア挑戦中に一番年間支出を抑えた時の家計簿をまとめたものです。
一人暮らしと車を捨てただけで年間200万円程度支出を削減しました。
実家暮らしという他力本願を徹底的に活用しましたが‥
100万近くかかっていた食費と居酒屋代を節約できました。
年間支出567,637円に抑えていました‥
2026年の年間支出は今のところ過去最低支出を更新する可能性があります。
ご覧いただきありがとうございました。
話を戻します。
資産100万、資産500万、資産900万という通過点を通過して初めて資産1000万に到達しますが‥
通過していく度に年間の支出は徐々に最適化されていきます。
資産1000万円は年間100万円貯金を10年間継続して貯めるモノではないです。
貯金を始めた最初の1年目の貯金額が100万円だとすると年を追うごとに120万‥200万‥210万‥
といった具合に1年間で出来る貯金額は徐々に増えていく必要があります。
なぜならば、資産1000万円を貯めていく過程は何かを諦めたり、捨てたりすることの連続だからです。
貯金生活、節約生活を続けていくにつれて、こういった選択は多くなっていきます。
そして年々こういった選択を繰り返していくと‥
徐々に自分にとって本当に大切な人やモノにしかお金を支出しなくなります。
よくお金が貯まると物欲がなくなるという方もいますが‥
確かに物欲はなくなりますが‥
正確には物欲がなくなるのではなく、物欲の対象が物凄く狭まることだと私は思います。
その結果、1年間で貯金出来る金額は徐々に増えていき、資産1000万円を自力で貯める頃には自分にとって最も心地のよい年間支出が確立されます。
さらに、資産1000万円までは投資には頼ってはダメです。
必ず自力で貯めて行かないと、年間支出は最適化されません。
資産1000万円を貯める過程で投資によって数百万増える時期もあると思います。
しかし、投資で増えた分は加味せず資産1000万円を自力でなんとしても貯めて下さい。
自分以外に頼ってお金は貯めるべきではないです。
自力で貯めていない、資産1000万円はみるみる内になくなっていきます。
ただ今資産がいくらあろうが、セミリタイアするには投資は必須です。
しかし、投資に本格的に頼るのは自力で資産1000万円貯めてからです。
セミリタイアに必要な金額が分かる
先ほどお伝えした、支出の最適化‥自分にとって本当に大切な人やモノにしか支出をしないという、もっとも心地のよい年間支出額が決まって初めてセミリタイアに必要な金額が決まります。
セミリタイアに必要な金額がいくらなのか他人に聞いている内は、一生セミリタイア出来ません。
セミリタイアに関する情報はたくさんありますが‥
セミリタイアするのに必要な金額だけは絶対に自分で決める必要があります。
この金額だけは自分ではないと絶対に分かりません。
セミリタイアするのに必要な金額は3000万、5000万、1億なんてのをよく聞きますが‥
セミリタイアする金額がいくらであれ、誰もが通過するであろう資産1000万円は、あなたにとって最も心地のよい年間支出額を確定してくれます。
後はその年間支出額に応じて、セミリタイアには自分はいくら必要なのかがおのずと決まっていきます。
私の場合は最適化された年間支出額が100万弱であったこと、そして苦手なこと、嫌いなことで働くことが嫌になったので会社をやめてセミリタイアしました。
年間支出額が最適化され、セミリタイアに必要な金額が分かれば、思い切って会社を辞めるという選択もとりやすくなります。
セミリタイアを目指している方、資産1000万円は本当に分岐点になります。
分岐点というのは会社をやめる‥やりたくない、苦手な仕事をやめるということです。
セミリタイアできる金額、やりたくない・苦手な仕事をやめる覚悟がつく金額が自分なりの根拠をもって決まるのは本当に大きなことです。
セミリタイアを達成する金額がおぼろげな内はセミリタイア出来ません。
なぜならば、セミリタイア達成はメンタル勝負だからです。
なぜ、メンタル勝負なのかというと‥
辛い節約生活が続くからではないです。
こんなのはセミリタイアを目指す以上当たり前です。
セミリタイアを目指していて最も辛いことは‥
辞めると分かっている、やりたくもない仕事、苦手な仕事をせねばならない会社に行き続けることだからです。
セミリタイアに必要な金額が分かれば、いつ頃会社を辞められるかという大きな基準が一つできます。
これがあるのとないのとでは、モチベーションがまるっきり違ってきます。
辞めてもいいという選択肢がある
さきほど、セミリタイア挑戦中に一番辛いことは会社に行き続けることとお伝えしましたが‥
資産1000万円貯まると会社を辞めてもいいという選択肢を手に入れることができます。
私の場合は勢いでそのままセミリタイアしてしまいましたが‥
嫌なら辞めてもいいという選択肢を持てることはセミリタイアのメンタル勝負において本当に心強いです。
絶対に辞められない状況でやりたくもない仕事、苦手な仕事をするために会社に行き続けるのと‥
辞めることもできるという選択肢を持って会社に行き続けるのとでは天と地の差です。
資産1000万円持っていても、仕事の状況は一切変わりません‥
毎朝同じ時間に出勤するなど仕事に時間を支配されることも、嫌な上司、苦手な取引先など人間関係の制限を受けることも何一つ変わりません。
しかし、辞めることもできるという選択肢は本当に大きな武器になります。
資産1000万円を貯める過程で、貯金額という視点でいうと、貯金100万、500万という地点を通過してきましたが‥
資産1000万円貯まって初めて、人生が大きく楽になった実感があります。
会社を辞めてもいいし辞めなくてもいいという選択肢もそうですが‥
今まで少なかった選択肢が一気に増えた感じがします。
会社を辞めることが出来るかもしれないとなると‥
今まであったけど、選択出来なかった選択肢、思いもよらなかった選択肢が面白いように出てきます。
やはりやりたくない仕事、苦手な仕事をやっているということは人生の選択肢を格段に狭めているということを実感しました。
資産1000万円という金額は、失っていた人生の選択肢を再び取り戻せるほど偉大な金額です。
私は資産1000万円を貯めるまでは資産1000万円なんてセミリタイアする上でのただの通過点だと思っていました。
資産1000万じゃ絶対に足りないと思っていたので、私の当初のセミリタイアの目標金額は3000万円でした。
しかし、資産1000万円という金額で私はセミリタイアしました。
やりたくない仕事を辞めても辞めなくてもいいとう選択肢を手に入れると‥
私はどうしても、辞める、逃げるという選択肢を選んでしまいます。
貯金をしなくてもいい
先ほど選択肢が広がるということをお伝えしましたが‥
この貯金をしなくてもいいという選択肢を選べることも資産1000万円の醍醐味です。
貯金は節約と同じで実はストレスの溜まる行為です。
毎月一定額を貯金するという先取り貯金は貯金法の王道と言われていますが物凄いストレスが溜まります。
しかし、もう貯金はせずに稼いだお金は好き勝手使えるとなったら素晴らしいことではないでしょうか?
その1つの選択肢となり得るのがコーストFIREという考え方です。
私はこの考え方を採用してセミリタイア生活を送っています。
コーストFIREとは老後資金を確保した上でセミリタイアし、セミリタイア後に稼いだ金額は好き勝手使うというような考えです。
資産1000万は年利5%で運用できれば20年後には2653万円に、30年後には4322万円になっています。
これ以外にも老後には年金があります。
資産1000万円を貯めた時点で老後に必要な資金をほぼ全ての方がクリアします。
実際にはこれよりも利率がよくなれば、もっと高額な金額が貯まることになります。
もちろん投資による未来は不確実です‥年金も今後どうなるか分かりませんが‥
こんな自分にはどうすることも出来ないことをいくら考えてもキリがありません。
資産1000万円を貯めて資産が増えている未来、年金もしっかりもらえている未来に賭けることができれば十分です。
私の場合は、自力で貯めた資産1000万円には一切手を付けず、老後資金を確保し、セミリタイア後に稼いだお金は好き勝手に使うというのがセミリタイアスタイルです。
私のセミリタイア後の月収は5万円弱ですが、セミリタイアから3年以上が経過した2026年6月現在、1000万円という資産には一切手を付けずに生活できています。
貯金をしなくてもいいという選択肢は本当に快適です。
貯金役は投資になんとか頑張ってもらい10年後20年後、または30年後くらいまでに稼いでもらうくらいに楽観的に考えることができます。
老後は投資に稼いでもらった資金と年金できっとなんとかなることに私は賭けます。
お金の価値が格段に下がる
お金の価値が格段に下がると代わりに時間の価値が格段に上がります。
これまでお伝えしてきたように、自力で資産1000万円を貯め、年間支出が最適化されると、年間に支出する金額は格段に少なくなります。
そして、自力で資産1000万円貯めて、多くの選択肢が目の前に出てきて思うことは、1000万円あれば、ほぼ全ての事ができる、しかし、時間が圧倒的に足りないということです。
この状態になって初めて、時間の価値を意識するようになります。
私の場合を例に挙げると、自力で資産1000万円貯めた後、目の前に非常に多くの選択肢がありました。
海外で生活したい、世界一周旅行に行きたい、好きな仕事、得意な仕事だけをしてお金を稼ぎたいなど…
人によって色々な選択肢があると思いますが‥
私の目の前に現れた選択肢は、資産1000万円あればどれもが実現できました。
そこで障害となるのが仕事でした。
今のやりたくない仕事さえ辞めてしまえば全てが実現できる状況です。
私の場合は自力で資産1000万円貯める頃にはお金の価値よりも時間の価値が格段に上でした。
多くのお金を求める必要がなくなったからです。
年間支出が最適化され、年間支出は100万円弱です。
目の前に選択肢が無数にあり、やろうと思えば今すぐにできる‥
さらには資産1000万円を貯めて老後資金も投資に任せてある‥
お金なんてどうでもいいから時間を求めて会社を辞めるなんてことは私にとっては当たり前の選択でした。
資産1000万円という金額は時間の価値がお金の価値を上回るターニングポイントになる可能性のある金額です。
実際にお金の価値よりも時間の価値が上回れば、会社を辞めるきっかけになります。
そして、何よりも多くのお金は必要ないのではないかと思うきっかけにもなります。
こうなるとセミリタイアはすぐそこです。
多くのお金を求めなければ仕事は無限にあるからです。
セミリタイア後のネックになるのはお金に関すること、仕事が大半です。
セミリタイア前のやりたくない仕事、苦手な仕事をしていた時の金額を求めるのであれば、セミリタイア生活は苦しくなります。
なぜならば、やりたい仕事、得意な仕事で多くのお金を稼ぐことは難しいからです。
セミリタイア後でも多くのお金を求めなければ、やりたいこと、得意なことを仕事に出来ます。
しかし、多くのお金を求めると必ずやりたくない仕事、苦手な仕事をすることになります。
こうなってはセミリタイアした意味がなくなってしまいます。
セミリタイアを目指している方は時間の価値がお金の価値を上回るタイミングが必ず来ます。
その1つが資産1000万円だと私は思います。
多くのお金を求めることはやりたくない仕事や苦手な仕事をすることです。
これを捨てた瞬間、そしてお金を捨てることが出来れば‥
誰でもセミリタイア出来ると思います。