インスタ映えスポットや世界遺産で溢れている日本屈指の観光スポットの宝庫京都。
そんな京都にある世界遺産の中でインスタ映えしない、そして男一人旅におすすめなスポットを3つ紹介します。
インスタなどのSNS疲れを感じている方、インスタ映えの写真を撮るのが第一優先になり、観光ってこれでいいんだっけと感じている方、インスタ映えなんて関係ない!京都の世界遺産をじっくり満喫したいという方にも読んでいただければ幸いです。
宇治上神社
宇治上神社インスタ映えしません…一見すると世界遺産だと分からないです。
境内も広くないので短時間で観光できます。
しかし、世界遺産宇治上神社に行くことをおすすめする理由があります!
オススメ理由 本殿が神社建築の遺構として日本最古のものであるから
本殿が1060年に建立。
拝殿は1215年に建立とのこと。
最古の~コレクターにおすすめです。
最古の~といった言葉観光欲をそそります…
オススメ理由 歴史ロマンにあふれているから
ごめんなさい…
どんな歴史ロマンがあるのかは、宇治上神社関連のサイトを見てみて下さい…
歴史ロマンが好きな人であれば、宇治上神社に絶対に行きたくなるような歴史ロマンが記載されています。
私は宇治上神社は世界遺産!ってだけの事前情報で観光したので、写真だけを撮影し一瞬で観光を終えてしまいました。
世界最古の神社建築の遺構、歴史ロマンを事前に知っていたら腰を据えてじっくり観光していたと思います。
世界遺産=インスタ映えするスポット
という方程式を崩してくれれる宇治上神社。
めちゃくちゃ貴重なインスタ映えしない世界遺産です。
西芳寺(苔寺)
こちらもインスタ映えしない京都の世界遺産西芳寺です。
そして京都で最も行きにくい世界遺産です。
なぜなら事前申し込み制を採用しているからです。
事前申し込みをするだけなのに…なぜかめんどくさくて訪れる一歩をなかなか踏み出せませんよね…
私もそうでした。
しかし、事前申し込みをしてでも訪れる価値が西芳寺にはあります。
西芳寺は今回紹介する3つの中で男一人旅に特におすすめしたい世界遺産です。
オススメ理由 往復ハガキで事前申し込みをしなければ参拝できないから※2021年6月よりオンラインでの申し込みも開始。
往復はがきで事前申し込みをすると、上のように返送されてきます。
ひと手間かけて、世界遺産を観光する。
京都の他の世界遺産を観光する時とは違った特別感を感じることができます。
また、往復ハガキでの事前申し込み制を採用している理由がまた素敵です。
理由①寺院本来の宗教的雰囲気を保ち、心静かにお参りしてもらいたいから。
→観光客の増加とともに、ゴミの問題や車の排出ガスの問題といった観光公害が発生
→事前申し込みによる少数参拝制を実施
理由②あらゆることが素早く簡単にできるようになり、その分時間が生まれるはずなのに…先へ先へと追い立てられて毎日が窮屈に感じる。
便利さや効率の良さから距離を置き、手間をかける時間があってもいいのではと考えているから。
オススメ理由 読経・写経体験ができるから
読経・写経…普段なかなかすることはないのではないでしょうか…
西芳寺に行けば強制的に……読経、写経体験ができます。
また願文(願い事)を書いたものを境内の三重納経塔に安置してもらえます。
大人数で同じことを同じ目的で実行することが大人になってくると少なくなりがちです。
西芳寺での大人数での読経、写経体験は大変貴重なものになります。
オススメ理由 世界遺産なのに人が少ないから
世界遺産の街京都はどこにいっても混雑しています。
しかし、事前申し込み制の西芳寺は別です。
人が少ないので、せわしい感じもなく、ゆったりとした時間を感じて参拝できます。
特に多くの著名人も訪れた庭園散策はとても貴重な経験になります。
西芳寺は別名、苔寺と呼ばれているゆえんの写真です。
まりもみたいな不思議な苔の光景初めて見ました。
写経体験をした後に庭園散策になります。
写経体験で精神を研ぎ澄ませたからなのか、落ち着いて散策できます。
また騒がしく会話をしている人もいない印象を持ちました。
高山寺
こちら高山寺もインスタ映えしない京都の世界遺産のひとつです。
ここに訪れるべき理由は…
オススメ理由 日本最古の~を見ることができるから
京都中心街から離れたところにあるので、世界遺産なのにゆったり参拝できるなど高山寺を訪れる様々な理由がありますが…
高山寺を訪れるべき理由は2つの日本最古を見ることができるからです。
まず一つ目は
日本最古の茶園を見ることができるから。
高山寺は日本で初めて茶が作られた場所として知られているそうです。
現在も5月に茶摘みが行われているとのこと。
そして2つ目
日本最古の漫画といわれている鳥獣戯画を見ることができるから。
鳥獣戯画という言葉を聞いたことがある人、歴史の教科書で見たことがある人は多いのではないでしょうか。
百聞は一見に如かずとは言いますが、聞いたことあるもの、教科書で見たことがあるものを実際に見る経験はとても貴重です。