【節約・貯金オタクの末路】セミリタイアをして後悔したこと9選

FIRE

2023年3月に資産1000万円でセミリタイアしました。

セミリタイアして1年半近くが経過した現在、多くの後悔が出てきました。

これからセミリタイアを目指す人で‥やりたくない仕事を辞めてからこんなはずじゃなかった

なんてことにならないように、私がセミリタイアをして後悔したことを9個お伝えいたします。

時間の管理をする必要がある

仕事をしていると、上司や取引先などに締切期限を決められることが多いと思います。

また何時までに出社して、退社するなど、いわば会社員生活をしていると自動的に時間を管理してくれます。

しかし、セミリタイアをすると時間を自分で管理する必要があります。

今までずっと会社に時間を管理されていた生活に慣れてしまっていると、時間を自分で管理することがとても難しいことだと実感し、様々な弊害が生まれてきます。

具体例を3つ挙げていきます。

1つ目は行動力が落ちます。

期限などの時間を他人に管理されなくなると、中々行動をおこすことが難しくなります。

2つ目は時間にルーズになります。

自分で時間を管理するようになると、徐々に時間の扱いがルーズになってしまいます。

3つ目は時間を生み出そうとしなくなることです。

忙しく仕事をしていると‥なんとかしてやりたいことをするための時間を作るように行動します。

しかし、セミリタイア後は時間が本当にたくさんあります。

そうなると、苦労して時間を生み出すことをしなくなるので、それに伴い、時間を有効的に使おうという気持ちも薄れていきます。

お金の管理をする必要がある

会社員として働いていると、毎月同じような金額が給料として振り込まれます。

また、税金などの管理、確定申告などのお金に関する手続きも会社がやってくれます。

しかし、セミリタイアをすると毎月同じような金額を稼ぐことは本当に難しいです。

アルバイトをして時間を切り売りする場合でも、いくら稼ぐか自分で調整する必要があります。

会社員と違い、働ける日数は保証されていないので、収入面での管理は本当に難しいです。

そして税金などの手続きも全部自分でやる必要があります。

セミリタイア前にある程度、税金や確定申告などのお金の勉強をしっかりしないと生涯で数百万円損する可能性もあります。

セミリタイア後に、こんなはずじゃなかったとなりかねないのが、税金などお金に関することです。

貯金のリズムが整わなくなる

貯金のリズムが整うとは毎月一定額を先取り貯金することです。

セミリタイアをすると収入は安定しません。

そうなると貯金のリズムは絶対に整わないです。

セミリタイア達成までは順調に貯金していた人でも必ず貯金のリズムは狂います。

セミリタイアを達成する前とした後のギャップに悩むことになります。

セミリタイア前と同じように貯金ができると思い込んでいるとセミリタイア後に後悔するので注意が必要です。

節約が上手くいかなくなる

セミリタイアを目指している時は順調にいっていた節約も、セミリタイア後はうまくいかなくなる可能性が高いです。

なぜならば自由な時間が圧倒的に増えるからです。

会社員をしていると仕事をしている時間が一日の大半を占めています。

仕事に集中している時は物欲は出てこないと思います。

しかしセミリタイア後は今までの仕事の時間が自由な時間に変わります。

そうなるとお金を使う機会が格段に増えます。

仕事が全く進まない

会社員として働いていると、たとえやりたくない仕事をしていたとしても、とんでもない集中力を発揮する時があります。

さらに期限なども決められているので、仕事はみるみる内に進んで行くことも多いと思います。

しかしセミリタイア後はやりたい仕事をしていたとしても集中力を発揮することは難しいです。

さらに期限なども決められていない仕事であれば、全く仕事が進まないなんていう状況になりかねません。

会社員をしていた時のスピードで仕事が進むという風に思っていると、痛い目に合うので注意が必要です。

会社という肩書が使えない

今まで会社名などの肩書を使って仕事をしていた方はセミリタイア後注意が必要です。

会社名が使えないことで不利益を被ることが多くなります。

個人では信用がなく取引がスムーズにいかなかったり、信用が得られず仕事をもらえなかったり‥

会社員として働いていた頃は円滑にいっていたことがいかなくなります。

まだまだ個人で働くには社会的信用を得るのは難しい時代です。

世間に理解されない

世間体を気にする方は注意が必要です。

苦労して達成したセミリタイアなんてやりたくない仕事をしている時の苦労に比べたら本当に大したことないです。

世間から見てもセミリタイア達成までの苦労なんてもちろん誰も知らないし、苦労したことを話したとしても相手にされません。

世の中はやりたくない仕事、嫌いな人間関係の中で働いている方が大半です‥

そういうことを数十年間続けることが当たり前の世界です。

セミリタイアが非常識の現在では当然といえば当然です。

人間関係を構築するのが難しい

会社員として働いていると人間関係は勝手に構築されていきます。

異動先での人間関係であったり、中途や新入社員が入ってきた時など…

こちらから人間関係を求めなくても勝手に人間関係は構築されていきます。

しかし、セミリタイア後の人間関係は自分で構築していく必要があります。

セミリタイア後に新たな人間関係を構築していくのを楽しみにしている方‥

相当な行動力がないと新たな人間関係を自分で構築していくのは難しいです。

もっと早くセミリタイアを達成すれば良かった

これはセミリタイアを達成したほぼ全ての人が思うことではないでしょうか‥

これまで後悔してきたこととして8個お伝えしてきましたが、こんな後悔は本当に大したことありません。

セミリタイアを躊躇している方はお金の不安が大部分を占めていると思います。

私もそうでした。

しかし、セミリタイア後はお金中心の生活から時間中心の生活に徐々にシフトしていきます。

やりたくない仕事をしていると、どうしてもお金を中心に人生が進んでいきます。

セミリタイア後は時間を中心に人生が進んで行きます。

私は資産1000万円程度でセミリタイアしましたが、お金の不安は本当にないです。

いざとなったらやりたい仕事を見つけて働けばいいだけだからです。

時間中心の生活になっているので、給料等のお金の条件を度外視することができます。

そうなると仕事は無限に見つけることができます。

タイトルとURLをコピーしました