2023年3月に資産1000万円でセミリタイアしました。
セミリタイアして半年以上が経過した現在、多くの後悔が出てきました。
これからセミリタイアを目指す人で‥会社を辞めてこんなはずじゃなかった。
人生終わった…なんてことにならないように、私がセミリタイアをして後悔したことを10個お伝えいたします。
行動力が格段に落ちる
仕事をしていると、上司や取引先などに締切期限を決められることが多いと思います。
そうなると期限という時間に追われるので、ほぼ全ての方は期限通りに仕事を終わらせようと行動をします。
しかし、セミリタイアをすると、誰かに期限を決められるということは格段に減ります。
自分以外の誰かに強制されないと行動をしないということを実感します。
また、やりたくない仕事をしていると‥なんとかしてやりたいことをするための時間を作るように行動します。
そうやって苦労して生み出した時間であれば、やりたいことをするために全力で行動するようになります。
しかし、セミリタイア後は本当に時間はあります。
苦労して時間を生み出していないので行動力が落ちます。
やりたいことが次々とでてきたとしても結局だらだらしてしまいます。
特にセミリタイア後の仕事を決めることに関して、行動力が格段に落ちます。
自分のやりたいと思っていた仕事に応募することさえも行動できないといった状況になってしまいます。
セミリタイアする前にある程度、やりたいことをする仕事に最低限応募まではしてから、やりたくない仕事をやめてセミリタイアすることをオススメいたします。
毎月定額のお金を稼ぐことが難しいことを実感する
仕事をしていると毎月同じような金額が同じような日にちに振り込まれます。
働いている時は当たり前でしたが、セミリタイアするとそれがどんなに素晴らしいことだったのかを実感します。
私はセミリタイアする直前の手取りは20万程度でした。
今‥半分の10万でいいから一人で稼いでみろと言われたら稼ぐことができないという事実を突きつけられます。
しかも毎月同じような金額を稼ぐことなんて不可能です。
お金に関しては会社で働いていた時にあった身分、人間関係、同僚、上司などに守られてきたということを思い知らされます。
時間を大切にしなくなる
自由な時間を圧倒的に増やすためにセミリタイアした人も‥
時間を大切にしないなんていう恐ろしいことになります。
朝起きずにだらだらしたり…
意味もなく携帯のニュース、YouTubeの動画を見たり…
時間が有り余っていると時間への厳しさがなくなります。
時間に四方八方から追われる、やりたくない仕事をしていた時は時間を大切に使っていた人でも
時間が有り余ると時間を無駄にする行動をとるようになってしまいます。
セミリタイア=無職
セミリタイアをして仕事をしていないと…
世間からみたらただの無職です。
セミリタイアをしている人で世間体を気にする人は少ないと思いますが…
世間体が気になる人は注意が必要です。
セミリタイアなんて凄くもなんでもありません。
ただやりたくない仕事をやめただけの根性なしです。
そして無職の生活に慣れて人前にあまり出なくなると仕事をしていた時に比べてエネルギッシュさが圧倒的に落ちます。
集中力がなくなる
仕事をしていると、たとえやりたくない仕事をしていたとしても、とんでもない集中力を発揮する時があります。
しかしセミリタイア後はやりたい仕事をしていたとしても圧倒的に集中力がなくなります。
セミリタイア挑戦中にしていた副業をして生計をたてようとしている方…
注意が必要です。
仕事をしている時は時間に追われています。
そして仕事以外の限られた時間で副業をするので集中力を保つことが出来ます。
しかし、セミリタイア後の時間に追われていない状況であれば集中力は格段に落ちてしまいます。
仕事をしていた時であれば1日で終わった仕事も3日かかってしまう状況になってしまいます。
お金を浪費する可能性が格段に上がる
私は時間を求めてセミリタイアしました。
その結果、時間は圧倒的に増えました。
しかし、時間が増えた代わりに、お金を使う誘惑が襲い掛かってきます。
仕事をしている時間は一日の大半を占めています。
仕事に集中している時は物欲は出てこないと思います。
しかしセミリタイア後は今までの仕事の時間が自由な時間に変わります。
そうなるとお金を使いたくなる時間が格段に増えます。
お金を使いたくなくなる
徹底的に節約をしてセミリタイアすると、お金を使うことを躊躇してしまいます。
そして、私のように低資金でセミリタイアして無職が長く続いてしまうと、お金が底をついてしまう可能性もあるので尚更お金を使うことに慎重になります。
せっかく圧倒的な時間を手に入れたのに‥
お金を使うことを躊躇するような生活スタイルになってしまいます。
お金を意味なく浪費することは良くないですが、時間を売るほどにもっているというアドバンテージを最大限利用して、お金を上手に使って行かないと、セミリタイア生活が台無しになります。
そうならないためにもセミリタイア前にやりたいこと、得意なことで仕事を始められる体制を整えておくことは本当に重要です。
信用が得られない
今まで会社名などの肩書を使って仕事をしていた方はセミリタイア後注意が必要です。
なんの仕事していますか?
という質問は必ずやってきます。
セミリタイアなんて言葉はまだまだ全く通用しません。
身分が安定していないと、社会生活を送るうえでなんとなく肩身の狭い思いをすることもでてきます。
まだまだ、身分が安定していないと社会的信用は得られない時代です。
世間に理解されない
こちらも世間体を気にする方は注意が必要です。
苦労して達成したセミリタイアなんてやりたくない仕事をしている時の苦労に比べたら本当に大したことないです。
世間から見てもセミリタイア達成までの苦労なんてもちろん誰も知らないし、苦労したことを話したとしても相手にされません。
そしてセミリタイアの素晴らしさについてどんなに論理的に説明したとしても絶対に理解されません。
セミリタイアが非常識の現在では当然といえば当然です。
友人と話が合わなくなる
世の中はやりたくない仕事、嫌いな人間関係の中で働いている方が大半です‥
そういうことを数十年間続けることが当たり前の世界です。
友人同士で集まり仕事の話になると話は絶対に合わなくなります。
働いていた時は時間が足りないくらいに話すことがあったのに‥
本当に人生の大半の時間を仕事に費やしていたということを実感させられます。