2023年3月に資産1000万円で低資金セミリタイアをしてから1年半くらい経ちました。
セミリタイア生活を送る中で劇的に変わってきたことを、生活、お金、人間関係の3つに絞ってお伝えしていきます。
本日はいいことしかお伝えしないので、セミリタイアに挑戦するモチベーション少しでも上げることができれば嬉しいです。
生活面 選択肢が大幅に広がる
生活面で最も劇的に変わったことというと選択肢が圧倒的に増えたことです。
会社員をしていた頃は仕事を中心に時間やお金、人間関係をコントロールされるので、生活面での選択肢は本当に少なかった気がします。
しかし、セミリタイアしてから一日のスケジュールを自分で決め、仕事も自分のやりたいこと、得意なことを基準に見つけるようになり、人間関係も自分で選択することができます。
生活の基準が仕事中心から自分中心になることで会社員時代には気づかなかった‥本来あったはずの選択肢の多さに驚くことになります。
生活面 朝の時間の素晴らしさを実感する
会社員をしていた頃は朝の時間ほど憂鬱なことはなかったです。
仕事に行くために、大音量の目覚ましに起こされた瞬間からやりたくないことをするための時間が始まります‥
最も能率が高いとされる朝の時間を憂鬱な気持ちで過ごすこと、やりたくない仕事に費やすことは本当にもったいないです。
しかし、セミリタイア後は朝起きると同時に自分のやりたいこと、得意なことをする時間が始まります。
朝そういった活動ができれば、本当に活動の効率が数倍になります。
セミリタイアすると気持ちに余裕が生まれるのは、朝の貴重な時間を有効活用できるからだと思っています。
朝の最高能率の時間に自分のやりたいことをとことんやることによって、お昼前には一日の満足度が最高値になっています。
生活面 時間は万人に平等ではない
同じ24時間でも自由に好きなことをやって過ごす人と、時間に追われて過ごす人、苦手なこと、やりたくないことに時間を使う人では、全く時間の価値が違うということをセミリタイアしてから実感しました。
会社員をしていた頃は一日数時間しか暇な時間はありませんでした。
しかし、セミリタイアすると暇が圧倒的に増えます。
時間に追われている人にとっては暇=悪いことといったイメージがあると思います。
セミリタイアして時間から追われる生活を抜け出すことができれば暇を自分から作り出すことができます。
暇な時間は何かしてもいいし、何もしなくてもいい時間です。
時間の使い方にも選択肢を持つ事ができる暇とは本当に素晴らしい時間です。
一日が24時間ではなく、48時間くらい過ごした充実感を得ることができます。
金銭面 お金への不安がなくなる
会社員として働いていた頃の方がお金の不安がありました。
低資金でセミリタイアした私であってもなぜお金の不安がなくなったのかというと理由が2つあります。
まず一つ目はお金中心の考えから時間中心の考えに変わるからです。
平均年収より自分の年収は高いのか‥友人等の収入と比べてどうか‥お金をいくら貯めて○○を買おうなど…
こんなことは一切考えなくなります。
貴重な時間を手に入れることにより、お金に対する欲が本当に減っていきます。
圧倒的な時間を手に入れることは本当に素晴らしいです。
理由の2つ目は仕事は無限にあると気づくからです。
先ほどお金に対する欲が減ると申し上げましたが、そうなるとたとえ給料がいくらであろうが自分の得意なこと、やりたいことで仕事を探すことができます。
金銭面を度外視すれば仕事はいくらでもあります。しかも自分のやりたいこと、得意なことを仕事にできます。
金銭面 お金を貯めることができる
セミリタイアすると収入が下がる方がほとんどだと思いますが‥
セミリタイア挑戦中と同様にお金を貯めることができます。
なぜならばセミリタイアを達成するまでに節約法などを駆使しお金を貯める力が自然とついているからです。
そして資産1000万円を貯める頃には自分にとって本当に大切な時間やモノや人間関係以外にはお金を使わなくなります。
そうなると年間の支出も圧倒的には減ります。
私は資産1000万円でのセミリタイアをセミリタイア達成の基準額だと考えております。
ここで話すと長くなってしまうのでなぜ1000万円なのかといったことの根拠を動画にまとめました。
もしお時間をいただけるのであればこちらもご視聴していただけると嬉しいです。
金銭面 自分の好きなことでお金を稼ぐことができる
セミリタイアする前からこのことに関しては半信半疑でした。
しかし、私は今現在、自分のやりたいこと、得意なことを使って2024年から海外で仕事をしています。
会社員時代に海外で働くなんて夢にも思っていませんでしたが‥
セミリタイアする半年前くらいから準備を始め、セミリタイア後もやりたくない仕事をしていた時間と同じ時間を自分の好きなことをする時間にあてました。
会社員をしていた時の収入(手取り20万)よりも減ってしまいましたが、好きなこと得意なことでお金を稼ぐことは可能だということを身をもって実感しました。
人間関係 新たな人間関係を求めなくなる
セミリタイアする前はセミリタイアしたら、どこかグループに所属したり、セミナーに参加したりして新たな人間関係を築こうと思っていました。
しかし、セミリタイアすると今ある人間関係がいかに素晴らしいモノであるのかを実感します。
セミリタイアする前は新しいモノ=魅力的なモノ=自分を成長させてくれるモノという考えがありました。
しかし、冷静になって考えると今持っている人間関係で十分なはずです。
家族や古くからの信頼のできる友人と貴重な時間を過ごそうという気になれます。
新しい環境を求めなくても今ある貴重な環境ほど魅力的で自分を成長させてくれるモノはないです。
人間関係 嫌いな人と関わらなくてすむ
仕事は人間関係が9割と言われているように、嫌いな人、苦手な人がいると本当に居心地が悪くなります。
しかし、誰が嫌だ、苦手だなどと言ってはいられないのが実際のところです。
セミリタイアしてから思うことは嫌いな人と関係を構築しようとすること、関係を保とうとすること、一緒に過ごすことほどもったいない時間の使い方はないと思います。
自分の貴重な時間を嫌いな人になんて使う時間は一分たりともないです。
セミリタイアすると人間関係もある程度は自分でコントロールできます。
嫌いなこと、苦手なことから徹底的に逃げることができます。
逃げて逃げて逃げまくることで、圧倒的に時間も増えるとともに、無駄な人間関係にお金も使わなくなり、さらには人間関係も良好になります。
私は会社員の頃も苦手なこと、嫌いなことからは逃げまくってきました。
逃げる能力はセミリタイアするまでも、した後も本当に重要な能力です。