節約してお金を貯めたい方‥貯金法には最適解があります。
毎月一定額を先取り貯金することです。
このことは節約をしている多くの方が知っていると思います。しかし、多くの方が貯金に失敗しています。
今回は貯金に失敗しないための9個の方法を私の経験を元にお伝えしていきます。
貯金額に根拠を持つ
貯金額に根拠を持つとは、年間で100万円貯めたいから毎月8万円くらいを貯金しようということではないです。
まずは、家計簿をつけてしっかり支出を把握し、ボーナス等を含めた収入を把握します。
そして、固定費など、どの支出を削減できるか考えた上で毎月の貯金額を決めることです。
多くの方がこの根拠付をしっかり行わず、100万円貯めたいからといった理由で貯金生活をスタートしてしまい、数か月もたずに貯金生活を断念してしまいます。
貯金を始める前に収支の現状、どの支出を削減するかをしっかり把握することは本当に大切です。
毎月2回貯金する
これは節約を成功させ、貯金を爆速で貯金を増やす上で重要です。
月一回の先取り貯金の他に、給料日直前にもう一度貯金をして下さい。
これをすることにより、お金を計画的に使うようになります。
月に一回の先取り貯金に満足してしまい、残りのお金は全部使ってもいいとなってしまう方が大半です。
こういった貯金習慣がついてしまうと、必ずどこかのタイミングで先取り貯金が上手く行かない状況に直面します。
毎月2回貯金することで、計画にお金を使うようになり、節約も貯金もうまく行くようになります。
貯金額の増減額はしない
先取り貯金の失敗例でよくあるのが、ボーナス月に貯金額を増額してしまうことです。
これをすることで、貯金のリズムは絶対に狂います。
確かにボーナス月に貯金をすることで、お金は貯まります。
しかし、ボーナス月に貯金額を増額した方‥
その後の貯金生活は順調にいっているでしょうか?
あくまでも貯金はリズムが大切です。
必ず貯金額は毎月一定額にして下さい。
ボーナスがある方はボーナス額も考慮した上で毎月の貯金額を決めて下さい。
人間の感情を挟まず貯金する
先取り貯金成功の秘訣は人の感情が挟む状況を0に近づけることです。
具体的には毎月一定額を自動的に貯金口座に振り込まれる設定をすることです。
ほったらかしにしてお金が貯まる状況を作り出して下さい。
人間の感情を挟む機会が多くなればなるほど、先取り貯金は失敗します。
毎月ATMに行って入金をしていたら絶対に先取り貯金はうまくいきません。
証券口座で先取り貯金
投資をしている方であれば証券口座を先取り貯金口座をして使うことがおすすめです。
私は投資信託を毎月一定額先取り貯金感覚で購入していました。
先取り貯金を証券口座ですることの利点は、すぐに貯金が下ろせないことです。
そして、日々金額が上下するので貯金を下ろしたくないという感情も働きます。
先取り貯金を確実に成功させるには下ろしにくい仕組みを利用することは本当に大切です。
ボーナスを含めた貯金計画を立てる
ボーナスがある方はボーナス金額を考慮して月々の貯金額を決めて下さい。
世の中の大半の方は、ボーナスを月々の生活費の補填、または自分へのご褒美といったように支出することが当たり前という風潮があります。
こういった行動は確実に貯金のリズムを狂わせます。
貯金のリズムとは毎月一定金額を先取り貯金することです。
ボーナス月に多めに貯金するといったことも貯金法としてNGです。
貯金額を毎月一定にすることで貯金のリズムも節約のリズムも整ってきます。
爆速でお金を貯めるには貯金のリズム、節約のリズムの両方を整えることが大切です。
ここで節約のリズムが整うということにも少しだけ言及させて下さい。
節約のリズムが整うとは自分にとって苦手な手段は使わずに同じ節約法を繰り返し行う習慣をつけることです。
取引銀行は2行以内
取引している銀行が多ければ多いほど、お金の管理がめんどくさくなります。
また振り込みなどの手数料にも銀行間で差が付いてきました。
貯金をする銀行をどこにするのかといったことは意外と重要です。
銀行をなんとなくで決めてしまっている方‥
今すぐに銀行同士のサービス内容の比較を行って下さい。
銀行間の格差は徐々に広がってきています。
銀行口座をどこにするのか、お金の守備力を強化する上でも慎重に銀行選びを行って下さい。
2年間は先取り貯金を継続させる
貯金にはリズムが大切と申し上げてきましたが、そのリズムが確立されてくるのは、一定額を先取り貯金するというのを2年間継続出来た時です。
節約も貯金も特に2年目が勝負です。
例えば1年で100万円貯めるという目標を達成した場合。
次の年も目標を達成した年と同じ行動を繰り返すことで再度目標が達成できます。
しかし2年目が一番きついです。
なぜならば、貯金を貯めるということは節約を基本とした地味な行為の繰り返しだからです。
一年目は初めての経験であり、勢いもあるので目標達成は比較的簡単です。
二年目のきつさを乗り越えれば、そこから先は貯金と節約のリズムも整い、同じ地味な行為の繰り返しも苦にならなくなってきます。
給料日を貯金の引き落とし日にする
給料日を先取り貯金の引き落とし日にすることです。
たとえ一日でもずれてしまったら意味がありません。
多くの方は給料日から一週間後までの間が最もお金を支出してしまう傾向があります。
私は証券口座を使い、投資信託を毎月一定額購入することを先取り貯金代わりにしていました。
投資はやりたくないという方は預金専用口座などを活用してください。
そこで重要なのは先取り貯金用のキャッシュカードは切断して使えないようにして下さい。
これをすることで、窓口に行かなければ貯金を下ろすことができなくなります。
先取り貯金は一度でも下ろしてしまったらその時点で目標貯金額は達成できないと思ってください。
貯金成功はメンタル勝負です。
たとえ一度であったとしても下ろしてしまうということで貯金モチベーションは格段に下がるとともに、貯金のリズムは完全にくるってしまいます。