2023年3月に資産1000万円でセミリタイアしました。
セミリタイア直前の手取りは月に20万程度でした。
そこで今回は低収入でもセミリタイアする方法を16個お伝えしていきます。
私は収入が少ない人の方がセミリタイア達成しやすいと考えています。
収入を増やそうとしない
収入を増やすには実力、運、人間関係など様々なことが関わってきます。
さらにやりたくない、苦手な仕事をしている方であれば、そんな仕事で収入を増やそうとすることほどストレスが溜まることはありません。
セミリタイアを早期に達成するために収入を増やしたいという気持ちは分かりますが‥
セミリタイアをするためにやらなければいけないことは絶対に支出の最適化です。
支出は自分の実力だけで削減することができます。
家計簿をつけて、自分の支出の把握分析、改善をして下さい。
そして固定費を徹底的に削減してください。
支出最適化の最終ゴールは自分にとって一番心地のよい年間支出額を見つけ出すことです。
これが見つかればセミリタイア達成までにいくらお金の貯める必要があるのかが明確になります。
さらにはセミリタイア後のお金の不安が圧倒的に少なくなります。
そして、一度削減した生活に慣れてしまえば支出削減効果は半永久的に続きます。
投資でお金を増やそうとしない
セミリタイアを目指している方の多くは投資もセットで挑戦していると思います。
しかし、投資をセミリタイア達成の手段としては絶対にダメです。
なぜならば投資でお金は増えないからです。
もっというと資産1000万円までは力技です。根性です。徹底的な節約による支出削減です。
投資でお金を増やそうとするのは資産1000万円からです。
セミリタイア挑戦初期は投資でお金を増やせるほどの資産は絶対にないはずです。
セミリタイア達成するために投資を手段として活用すると、必死に節約して貯めてきたお金が減ってしまうこともありえます。
モチベーションが下がって、セミリタイア挑戦も投資も断念することになってしまいます。
10年以上先のことは考えない
セミリタイアに中々踏み切れない方の多くは未来のお金の心配をしてしまいます。
このことを心配することが悪いこととは言い切れませんが‥
結局、いくらお金が貯まろうがお金の不安は消えません。
これからは時代の変化のスピードがより速まってきます。
10年以上先のことを考えるのではなく、1年1年時代の変化に対応していくことを続けていれば、10年以上先の未来にも対応できます。
ただ、時代の変化にいつでも対応できるよう準備を整えておくことは大変重要です。
本当に基本的なことですが、健康に気を配る、いざという時に助けてくれる家族、友人を大切にしておく。
こういったことは常日頃から準備していないと、いざという時の対応が難しいです。
それに加えて、複数の収入源を持つ事、投資をすることも今後は必須になってくると思います。
短期間でセミリタイアする
私はセミリタイアを目指してから3年弱で1000万貯めてセミリタイアを達成しました。
長期間かけてセミリタイアするということはやりたくない仕事に長期間行き続けることになります。
セミリタイアを目指す上で一番の難関はやりたくない仕事を続けることです。
そうなるとセミリタイア達成はスピード勝負になります。
いかに短期間でお金を貯めるかが勝負です。
セミリタイアするには3千万必要だ1億必要だなどという意見もありますが‥
圧倒的な収入がある人や、リスクを冒した投資をしない人は‥
どうやれば、そしてどういうメンタルがあればそれほどまでの金額を貯めることができるのか‥
おそらく多くの方は3000万貯めることも困難だと思います。
短期間でお金を貯めて低資金でセミリタイアし、セミリタイア後にじっくり投資や、やりたい仕事を手段としてお金を増やしていくことがセミリタイア成功の一番の近道だと思います。
複数の情報源をもつ
セミリタイア挑戦中の方はセミリタイアに関する情報を集めると思います。
一番気になるのはいくら貯まったらセミリタイアするかだと思います。
セミリタイアする金額は本当に人それぞれです。
自分にとって一番心地の良い年間支出を元に金額を決めるべきです。
しかし、情報は溢れています。
いくらないとセミリタイア出来ない、失敗するなどといった情報もあります。
実体験を元にした情報でとっても有益な情報ではあるのですが‥
情報を鵜吞みにして、情報の選択を間違えるとセミリタイア挑戦はうまくいきません。
情報の選択を間違えないためにも複数の情報源を持つ事をおすすめします。
SNS、書籍、知人などあらゆる方向から情報を集め選択することが重要になってきます。
ただセミリタイアに必要な金額はいくらか答えろと言われたら、私は1000万と答えます。
なぜ1000万円なのかといった根拠を動画にまとめました.
もしお時間をいただけるのであればこちらもご視聴していただけると嬉しいです。
セミリタイア後の生活拠点を考える
セミリタイアに挑戦中の方、セミリタイア後にどこに住むのか決まっているでしょうか?
実家に戻る、トカイナカに住む、田舎に住むなど多くの選択肢があると思います。
どこに住むかによって生活コストが大幅に変わります。
家賃などの生活コストはセミリタイア後の支出の大半を占めます。
またどこに住むのかといったことは生活満足度にも大きく関わってきます。
セミリタイア後にこんなはずじゃなかったとならないように、入念に調査等をすることをおすすめいたします。
自分の現状に満足する
自分が今所有しているモノを考えて下さい、
家族や友人、家、車、携帯電話などなど…
冷静になって考えると非常に多くの価値あるモノを所持していることに気づくと思います。
しかし、多くの方は自分の現状に満足せず‥さらに多くのことをお金を使って求めようとします。
セミリタイアに挑戦する方‥
自分の今現在所有しているモノで満足できずに、さらに多くのモノを求めるのであればセミリタイア達成は非常に困難になります。
なぜならばセミリタイアを成功させるには現状に満足した上で、この状態を継続させることを目的に行うことが大切だからです。
セミリタイア後に今の現状以上のことをお金を使って求めようとすると必ずセミリタイアは失敗します。
やりたくない仕事を辞めるという特権を得られること以上のことを求めると、またやりたくない仕事をすることになってしまいます。
人と比べない
人と比べてしまう傾向のある方…注意が必要です。
セミリタイア達成者と比べ始めてしまったらセミリタイア達成できません。
比べてはダメなことが3つあります。
まず1つ目はセミリタイアを達成した時の金額です‥
これを比べたら絶対にセミリタイアできません。
セミリタイア達成する金額だけは絶対に他人基準ではなく自分基準で決めて下さい。
2つ目は年収です‥
セミリタイア達成者に比べて、年収が低いからといった理由でセミリタイアを断念する方も出てきます。
個人的には年収が低い方の方がセミリタイア達成しやすいと思っています。
なぜならば少ない収入の範囲内で生活すること慣れているからです。
ちなみに私のセミリタイア直前の手取り月収は20万程度でした。
最後3つ目は環境です。
セミリタイア達成した人は独身だからできた、田舎に住んでるから出来た、実家がお金持ちだからできたと…
置かれている環境にスポットを当ててセミリタイア挑戦すらも断念してしまう人が多いです‥
確かにセミリタイアを達成するには環境はアドバンテージになることは確かです。
しかし、今持っているもので勝負するしか方法はないです。
比べ始めたらセミリタイアできない理由は数えきれないくらい出てきます。
いくらでもセミリタイアできない言い訳もでてきます。
人生の優先順位を決める
私の場合になってしまい恐縮ですが‥
人生の優先順位について、私は世の中のことをシンプルにとらえた結果、時間、人間関係、お金という3つの項目に絞りました。
お金が優先順位の最下位で、時間が最上位です。
セミリタイアを目指している方、お金を度外視できれば、セミリタイア達成は容易になります。
お金を求めると時間、人間関係は他人にコントロールされます。
しかし、お金を度外視できれば時間、人間関係は自分でコントロールできるようになります。
そして何より、お金を基準に仕事を探さなければ自分のやりたいこと、得意なことで自由に仕事を選ぶことが出来ます。
セミリタイア後の最大の不安はお金だと思います。
一度お金を度外視して、どんな仕事があるか徹底的に探して下さい。
節約のリズムを整える
セミリタイアを目指すと徹底的にお金を貯めようと、自炊による食費の節約など自分の苦手なことで節約をしようとしたり、なりふり構わずあらゆる節約をしようとする方が多くいます。
確かに一定期間はお金を貯めることができます。
しかし、自分の苦手なことや、なりふり構わず節約をしてしまうと節約生活を途中で断念することになります。
セミリタイアの過程はメンタル勝負です。
いかに早く節約のリズムを整えるかがお金を貯めてセミリタイアを成功させるカギになります。
節約のリズムを整えるとは自分の価値観や生活スタイルにあった節約法を選択し、後はそれをひたすら繰り返すことです。
お金を貯めるにはこういった地味な行為をひたすら繰り返すことが本当に重要です。
貯金のリズムを整える
貯金のリズムを整えるとは毎月一定額を先取り貯金することです。
セミリタイア挑戦中の方‥
貯金法の正解は先取り貯金一択です。
しかし、先取り貯金はしていても毎月一定額を貯金出来る方は少ないです。
例えば節約が上手く行かず、貯金額を減額したり、ボーナス月に貯金を増額してしまう方が多いです。
セミリタイア成功は毎月一定額を人間の感情を挟まずに一定金額先取り貯金をするという仕組みをまず初めに作ることが重要です。
私はキャッシュカードを切断した口座を先取り貯金口座にしたり、証券口座で投資信託を購入したりすることで先取り貯金をしていました。
セミリタイア後の収入源を確認する
セミリタイア挑戦中にセミリタイア後の収入源となる副業等を始めてしまうのが一番ですが‥
セミリタイア後に収入源となるであろうことを調べておくだけでも十分です。
お金が底をついてしまうのではないかということがセミリタイア後の最大の不安だと思います。
セミリタイア後にも収入源が複数あるということを予め知っておくことで、セミリタイア挑戦のモチベーションを維持することができます。
年間支出を確定させる
生活満足度が最大となる年間支出を確定してください。
これが確定していないと、セミリタイア達成は難しいです。
なぜならば、セミリタイア達成までの過程は年間支出を削減していき、生活満足度が最大となる年間支出を見つけ出す作業だからです。
生活満足度が最大となる年間支出を確定させることで、セミリタイアに必要な金額、セミリタイア後に年間でいくら稼ぐ必要があるのかが明確になります。
年間支出が年によってバラバラな方はセミリタイア成功しにくいです。
ライフイベントによる臨時の出費を除いた年間支出はほぼ一定であることは大変重要です。
セミリタイア出来る理由だけを考える
セミリタイアを目指していると負の感情が出てくることもあります。
そうなるとセミリタイアできない理由を考えることになります。
セミリタイアできない理由なんて探せば無限にあります。
セミリタイア達成までの過程は実はシンプルです。
徹底的な節約をしてお金を爆速で貯める。
そしてその過程で自分にとって心地のよい年間支出を確定させる。
セミリタイア後にお金を稼ぐ手段を決める。
シンプルにこれをやるだけです。
セミリタイアできる理由ばかりを考え、行動を起こして一つ一つクリアしていけばセミリタイア達成は意外と簡単にできます。
セミリタイアしたい理由を徹底的に考える
仕事を辞めたい…ほぼ全員のセミリタイア挑戦理由なのではないでしょうか?
この理由は大事です。
しかし、もっと深堀してセミリタイアしたい理由付けをして下さい。
何で仕事をやめたいのか、何が嫌だから仕事を辞めたいのか、今後どうなりたいから仕事を辞めるのか‥
そういったことまで徹底的にリストを作って下さい。
セミリタイア達成まではメンタル勝負です。
仕事を辞めたいからという抽象的な理由だけではメンタル勝負に勝てません。
ワード文書などに徹底的にセミリタイアしたい理由を列挙し、いつでも見返せるよう、また新たな理由が出てきたらすぐに追加できるようにしておけば完璧です。
セミリタイア後にやりたいことリストを作成する
セミリタイア達成までの過程はメンタル勝負です。
この勝負に勝つためにはセミリタイア後の生活を想像することは大切です。
そこでセミリタイア後にやりたいことリストを作成してください。
頭の中で想像するだけでなく、目に見える形で作成し、その都度追記していけるように作成することをオススメします。
このリストはセミリタイア挑戦中も、セミリタイア後の生活の充実にも大変役に立ちます。