今回はやればお金が貯まるのに、やっている方が20%以下の節約行動を9個紹介いたします。
今回紹介することは節約してお金を貯めていく上での超基本であることも複数入っています。
しかし、80%以上の方がしていません‥
逆に考えれば、まだまだ節約してお金を貯めていく可能性が無限にあります。
貯金が順調に貯まっていない方、ぜひやっていないことがあれば実践してください。
貯金が順調に貯まっている方も見直し確認の意味でご覧いただけると嬉しいです。
お金の勉強
ファイナンシャルアカデミーが2019年に実施した「日本の金融経済教育に関する意識調査」によると、お金の管理や運用について勉強している人は全体の約20%だそうです。
80%の人がお金の勉強をしていない状況です‥
2022年度から高校で金融教育の必修化が始まりました。
大人よりも子供の方が金融知識があるという時代が近づいてきています。
これから20代30代となっていく方はほぼ全ての人がお金の勉強をしていることになります。
さらにまだまだ人前でお金の話をすることは日本ではあまりよしとされていません。
お金の勉強をして知識のある方が友人にお金の知識を教えようとすると敬遠されてしまう状況です。
お金の勉強をした人としない人の差は今後ますます開いていく一方です。
お金の勉強といっても難しく考える必要はないです。
節約法や、税金の制度、投資など自分に興味があることの中から一日5分でもやれば、お金の知識は雪だるま式に増えていきます。
なぜならばお金の勉強は全部繋がりを持っているからです。
一旦興味のある一つのことの勉強を始めさえすれば本当にみるみる内にお金の知識がついていきます。
固定費を削減している
ファイナンシャルフィールドというサイトが2021年に行ったアンケート調査では、固定費を見直した、あるいは見直しを行う予定の方は70%以上になるそうです。
しかし実際に見直した方は70%の中の4人に1人程度であり、割合にすると20%弱です。
固定費削減は節約をする上で一番最初に取り掛かるべき項目です。
70%の方が見直しを検討したとうことは固定費を削減することの重要性は大半の人が気づいています。
しかし、行動に移す人が全くいない‥
なぜ行動に移さないのか‥
固定費削減はめんどくさい、調べるのもめんどくさいというシンプルな理由ではないでしょうか?
しかし、固定費を削減することの節約効果は抜群です。一度削減してしまえば効果が半永久的に続くからです。
もしお時間をいただけるのであればこちらの動画もご覧いただけると嬉しいです。
固定費を絶対に絶対に削減する方法という動画を作成しました。
家計簿をつける
2019年にアスマーク株式会社が行った家計簿アプリに関するアンケート調査では家計簿をつけている人は30%弱とのことです。
20%以下ではないですが、家計簿は大変重要なので取り上げます。
日本人が貯金できない最大の理由がこの調査によって分かりました。
家計簿をつけないことには絶対にお金を貯めることは出来ません。
なぜならば自分の支出を把握していなければ、その後の支出の分析、改善が絶対にできないからです。
この調査だけを切り取るのであれば、70%以上の日本人が正しい節約法を実践できていないのでお金が貯まりません。
節約して貯金を貯めたいのであれば家計簿だけは絶対につけて下さい。
家計簿をつけないことには節約のスタートラインにすら立つことはできません。
格安SIM
MMD研究所が2020年に行った調査によると、格安simをメイン通信として利用している人は、20%でした。
確かに携帯電話は個人個人で様々な設定もされている思うので、変えるのがほどよくめんどくさいです。
しかし、一旦格安SIMに変えてしまえば節約効果が一生続きます。
しかも携帯電話は365日24時間身近にいるので削減効果を実感しやすい固定費です。
いかに程よくめんどくさいという難関を攻略して、行動できるかによって年間数万円の削減ができます。
数十年スパンで考えると数十万円の削減です。
携帯電話とは一生の付き合いになるはずです。
一刻も早く格安SIMに変えるべきです。
収入の2割を貯金している
金融広報中央委員会が発表した2020年「家計の金融行動に関する世論調査【二人以上世帯調査】」によると、金融資産を保有する世帯のうち、年間手取り収入からの貯蓄割合は次の通りだそうです。
- 貯蓄しなかった 28.7%(トップ)
- 0.5割未満 7.1%
- 0.5~1割未満 14.3%
- 1~1.5割未満 21.1%
- 1.5~2割未満 5.0%
- 2~2.5割未満 8.7%
- 2.5~3割未満 1.9%
- 3~3.5割未満 4.3%
- 3.5割以上 3.5%
全体でみると、貯蓄をしなかった割合が30パーセント弱でトップを占めています。
そして手取りの2割以上を貯金に回している方は全体の20%弱です。
節約の基本である家計簿をつけている方も30%弱、固定費を削減している人、格安SIMに変えている方も20%程度という現状を考えると‥
この3つをやることだけでも収入の2割は貯金できると私は思っています。
NISA
金融庁が発表した「NISA口座の利用状況調査」によると、2021年9月時点で一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAの口座数は、一般NISAが約1,240万口座、つみたてNISAが約470万口座、ジュニアNISAが64万口座。年代別比率を見ると、20代が8.1%、30代が15.2%、40代が17.7%、50代が17.3%、60代が17.2%、70代が16.3%、80代以上が8.2%と、40~60代が多く利用しています。
国民全体の比率にすると5人に1人もNISA口座を開設していないという結果になりました。
口座を開設しただけの人もいると考えると、実際には利用者の数はもっと少ないと考えられます。
副業
厚生労働省が令和2年に公表した「副業・兼業に係る実態把握の内容等について」によると、副業をしている人の割合は、分析対象者15万9355人中「9.7%」だそうです。
分析対象者の数は少ないですが、全数調査をしても10%くらいに落ち着くのではないでしょうか‥
副業と聞くと何をやったらいいのか分からない、本業で忙しいからそんな時間はないといった方が大半だと思います。
しかし、どんな副業があるか検索だけでもいいのでして下さい。
本業で忙しかったとしても出来る副業が必ず見つかるはずです。
そしてさきほどお伝えした投資、そして副業は節約との相性は抜群です。
もしお時間をいただけるのであれば以下の2つの動画もご覧いただけると嬉しいです。
貯金を爆速で増やす節約オタクが積立投資を活用する理由7選
副業で1円も稼げなくても貯金が貯まっていく理由6選
ふるさと納税
総務省が令和4年に公表した「ふるさと納税に関する現況調査結果」によると、ふるさと納税をしたことによる税金控除適用者数は約741万人とあります。総務省の「令和3年度 市町村税課税状況等の調査」では、納税義務者数が約6500万人です。そうなるとふるさと納税をしている方の割合は約12%ということがわかります。
ふるさと納税は節税にはならないのですが、実質2000円の支払いで、その金額以上の返礼品がもらえるお得な制度です。
2023年10月からは制度の改悪が実施されます。
改悪の内容を簡単に申し上げると、今までは1万円でイチゴが10個もらえていたのに、10月からはもらえるイチゴが7個になってしまいます。
9月中に駆け込みでふるさと納税をしてしまうことをオススメします。
やり方が難しそうと重い腰があがらない方‥
とんでもなく簡単なのでふるさと納税 やり方で検索してみて下さい。
たとえ制度の改悪が行われたとしても絶対に活用すべき制度です。
節約法動画を見ること
みなさんの周りに節約法動画を見ている方はどれくらいいるでしょうか?
youtubeで節約法を発信している私は気になるので周りの方に聞いたりしていますが、今のところ一人も出会ったことがないです。
数多くのエンタメがある中で節約法動画を見ている方は節約が成功して貯金が増える上位少数派です。
おそらく節約法動画を見ている方は、今回紹介した上位少数派行動をすでに全部やっている方も多いのではないでしょうか?