老後2000万円問題なんてのが一時期騒がれました。
不安になった方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はそんな不安を解消すべく、老後貧乏になる危険な行動、習慣を8個紹介いたします。
これらの行動を意識して回避することで老後貧乏になることを防ぐことができます。
分からないことを調べない
今ではスマホがあれば24時間どこにいても分からないことがあればすぐに調べられます。
しかし、分からないことがあっても中々調べる行動を取らない方は多いです。
なぜ調べないことが老後貧乏に繋がるのかというと‥理由は2つあります。
理由の1つ目は、大量の有益な情報が誰でも手に入れられるようになり、また情報の変化のスピードも速くなってきているからです。
こういう時代になると、分からないことを調べる人と調べない人では情報量に圧倒的な差が生まれてきます。
理由の2つ目は分からないことを調べないことには、情報の取捨選択が身に付かないからです。
大量に溢れる情報の中には間違った情報も多分に含まれています。
分からないことを調べることをしないで、大量の情報の中に晒されると‥
間違った情報を選択してしまう可能性が高くなります。
節約を軽視する
節約をすることはもちろんお金を貯める効果があります。そしてもう一つ忘れてはならない効果があります。
それは、自分にとって本当に必要なモノと必要でないモノの取捨選択ができることです。
貯金目標額を決めて節約生活を開始すると、今までしてきたことを辞めたり、モノを捨てたりと色々な選択に迫られます。
その結果、節約を成功させて目標貯金額を達成する頃になると、必ず自分にとって大切なことやモノ、人にしかお金を使わないという生活リズムが出来上がります。
このリズムが出来上がることは本当に武器になります。
節約して目標金額を貯めるにはこの自分なりに作り上げたリズムをひたすら繰り返すことが一番重要だからです。
このリズムが出来上がった時点で年間の生活費が大幅に削減されていることに気づきます。
以前老後2000万円問題なんてのが騒がれましたが、重要なのは老後にいくら必要ということではなく、自分にとって心地よい年間支出はいくらなのかを知ることが一番重要です。
自分にとって心地のよい年間支出が分かっていれば、老後2000万円問題なんて言う問題は実体のないどうでもいい問題だということに気づきます。
予算を立てない
おそらく自分の年間予算を立てている方は1割も満たないのではないでしょうか?
企業は必ず予算を立てて経済活動を行います。それくらい予算を立てることは企業にとって大切です。
同じことが個人にも当てはまります。
予算を立てるということは、自分の資産の現状を把握すること、自分の年間の経済活動のシュミレーションをすることにも繋がります。
現状からゴールまでのシュミレーションをあらかじめしておくことにより貯金目標などの達成にぐんと近づきます。
価値が分からないモノに手を出す
価値が分からないモノって高級なモノやサービスが多くはないでしょうか‥
こういったモノに手を出す癖があると、お金を使っても満足を得ることが出来ずに、お金を使う癖も自然と身に付いてしまいます。
例えば高級ワインや、飛行機のファーストクラス、高級旅館など…
価値をしっかり吟味し、その価値を把握した上での支出はいいと思います。
しかし、何も分からないままお金を支出してしまうことは、お金を丁寧に扱えていない証拠です。
価値の分からないモノに手を出している内は日々の生活をしていく中でもお金を丁寧に使うことは出来ません。
その結果、老後貧乏まっしぐらになってしまいます。
固定費の見直しを行わない
固定費の見直しを行っている方は意外と少ないです。
格安携帯に変えればお得、各種保険の見直しはした方がいいなどという情報が出回りましたが、実際に行動を起こしている方は意外と少ないです。
なぜ固定費の見直しをする人が少ないのかというと、固定費と言われるものはほぼ全てクレジットカード払い、口座引き落としなど意識せずとも自動で支払われるものだからです。
支払い初期の頃は意識していても、年月が経つにつれて支払っているという意識が徐々に薄れていきます。
老後貧乏にならないためには、毎月必ずかかる固定費を見直すことは本当に大切です。
月に数千円程度の節約ですが年間で数万円、10年だと数十万円の節約になります。
そして固定費は一度削減してしまえば効果は半永久的に続きます。
健康を軽視する
老後の最大の支出と言えば医療費です。
健康を軽視して徹底的に仕事をしている方‥
確かにお金は稼げると思います。そして誰でも出来ることではないと思います。
しかし、必ず健康を害します。今すぐにではなくても、体にガタがきます。
たくさん稼いだお金が、医療費にほとんど消えてしまうなんてことにもなりかねません。
いつまでも健康でいられる体を手に入れることが老後に向けての最高の投資であると私は思っています。
家計簿をつけない
これだけは絶対につけて下さい。
これをつけないことにはよっぽどのお金持ちではない限り老後貧乏まっしぐらです。
なぜならば、自分の支出を把握できないからです。
自分の支出を把握しないことには、支出の分析、改善は絶対にできません。
支出を把握するという単純なことではありますが、家計簿をつけていない方は少なくないのではないでしょうか?
確かに家計簿をつけるのはめんどくさいです。
しかし、家計簿をつけないと気持ち悪いと思うくらいになるまで家計簿をつける習慣をつけて下さい。
最悪これだけをするだけでも老後貧乏を防ぐことに繋がります。
家計簿については本当に重要なので家計簿のつけ方について動画にまとめました。
もしお時間をいただけるのであれば、こちらもご覧いただけると嬉しいです。
お金の勉強をしない
今では高校から投資の勉強が始まったみたいですが、大半の方はお金の勉強を全くしないまま経済行動を取っています。
お金の勉強はした人としていない人の差は本当に顕著に現れます。
ただ、お金の勉強は徹底的にやろうとすると膨大な量があります。
しかし、腹八分目くらいでいいとなれば必要な知識は圧倒的に少なくなります。
節税や投資、保険や金利などは知識0の方とほんの少しでも勉強した方とでは老後に数百万の差が生まれるといっても過言ではないと思います。