節約してお金を貯めたい方‥貯金法には最適解があります。
毎月一定金額を先取り貯金することです。
しかし、多くの方は先取り貯金を途中で断念してしまい、その結果、貯金も貯まらないということになっています。
今回はこういったことにならないようにするにはどのようにして先取り貯金をしていけばいいのかを私の経験を元に完全公開いたします。
貯金を月に2回行う
一回目は給料日です。二回目は給料日の直前日が望ましいです。
なぜ二回貯金日を設けるのかというと‥
お金を大切に計画的に使うようになるからです。
貯金を先取り貯金での一回しか行わないと、残りのお金は全額使ってしまうということが多くなってしまいます。
給料日の直前に例えば１万円貯金するという貯金計画を立てることで、お金を大切に計画的に使おうという気持ちが強くなります。
しかし、これは難易度が高いです。
この貯金リズムを整えることが出来れば本当に爆速でお金が貯まっていきます。
ボーナスを含めた貯金計画を立てる
ボーナスがある方はボーナス金額を考慮して月々の貯金額を決めて下さい。
世の中の大半の方は、ボーナスを月々の生活費の補填、または自分へのご褒美といったように支出することが当たり前という風潮があります。
こういった行動は確実に貯金のリズムを狂わせます。
貯金のリズムとは毎月一定金額を先取り貯金することです。
ボーナス月に多めに貯金するといったことも貯金法としてNGです。
貯金額を毎月一定にすることでで貯金のリズムも節約のリズムも整ってきます。
爆速でお金を貯めるには貯金のリズム、節約のリズムの両方を整えることが大切です。
ここで節約のリズムが整うということにも少しだけ言及させて下さい。
節約のリズムが整うとは自分にとって苦手な手段は使わずに同じ節約法を繰り返し行う習慣をつけることです。
先取り貯金の金額に根拠を複数持たせる
月々の貯金額を決める上で年間１００万円貯めたいから月々９万円貯金するといった根拠だけでは足りないです。
どんな些細な根拠でもいいので出来るだけ多くの根拠を作って下さい。
なぜ多くの根拠が必要かというと、貯金を成功させるにはモチベーションの維持が重要だからです。
年間１００万円貯めたいからという根拠だけではほぼ全ての方が目標を達成することはできません。
根拠をいかに多く持つ事が出来るか…根性論ぽくなってはしまいますが‥
根拠が多ければ多いほど気合が入ります。
余剰資金は貯金してはダメ
月々先取り貯金をしていても、お金が余る時が出てくると思います。
しかし、絶対に余ったお金を貯金してはダメです。
月々の貯金額はどんな時でも一定にして貯金のリズムを整えて下さい。
では余ったお金はどうすればいいのかというと、全額下ろしてきて手元に保管してください。
銀行口座に余ったお金を入れておく時に比べて、手元に現金がある時の方がお金を大切に使う効果があります。そして目に見えるところに現金があることによって安心感が生まれます。
この安心感はきつい節約・貯金生活を貫徹していく上で本当に重要です。
さらにボーナスの代わりとして使うこともおすすめです。
貯金のリズムを整えるにはお金を使うことも大切です。
余剰資金を自分のやりたいことに使うことで月々の先取り貯金のモチベーション維持に繋がります。
貯金口座は１つの銀行でまとめる
給料振込口座はA銀行。先取り貯金口座はB銀行ではなくどちらも同じ銀行で統一してください。
取引している銀行が多ければ多いほど、お金の管理がめんどくさくなります。
今では貯金をしているだけでポイントが貯まっていく銀行も増えてきました。
貯金をする銀行をどこにするのかといったことは意外と重要です。
銀行をなんとなくで決めてしまっている方‥
今すぐに銀行同士のサービス内容の比較を行って下さい。
銀行間の格差は徐々に広がってきています。
銀行口座をどこにするのか、お金の守備力を強化する上でも慎重に銀行選びを行って下さい。
どんなことがあっても２年間は先取り貯金を継続させる
貯金にはリズムが大切と申し上げてきましたが、そのリズムが確立されてくるのは、一定額を先取り貯金するというのを２年間継続出来た時です。
節約も貯金も２年目が勝負です。
例えば１年で１００万円貯めるという目標を達成した場合。
次の年も目標を達成した年と同じ行動を繰り返すことで再度目標が達成できます。
しかし２年目が一番きついです。本当にきついです。
なぜならば、貯金を貯めるということは節約を基本とした地味な行為の繰り返しだからです。
一年目は初めての経験であり、勢いもあるので目標達成は比較的簡単です。
二年目のきつさを乗り越えれば、そこから先は貯金のリズムも整い、同じ地味な行為の繰り返しも苦にならなくなってきます。
先取り貯金額の変更は目標を達成した時点のみ可
少し余裕が出てきたから先取り貯金の金額を増額しようという方もいると思います。
しかし、先取り貯金の金額を変えていいタイミングは年間の目標貯金額を達成した時のみです。
目標達成前に金額を変更すると必ず貯金のリズムがくるいます。同時に節約のリズムもくるいます。
貯金と節約は一体です。
貯金額を増やすと日々の節約生活も変化を強いられます。
このことが貯金のリズムが整わなくなる原因となります。
そして、貯金目標を達成して金額を変えた場合、そこから一年間を貯金期間として再スタートを切って下さい。
給料日を貯金の引き落とし日にする
給料日を先取り貯金の引き落とし日にすることです。
たとえ一日でもずれてしまったら意味がありません。
多くの方は給料日から一週間後までの間が最もお金を支出してしまう傾向があります。
私は証券口座を使い、投資信託を毎月一定額購入することを先取り貯金代わりにしていました。
投資はやりたくないという方は定期預金、預金口座などを活用してください。
そこで重要なのは先取り貯金用のキャッシュカードは切断して使えないようにして下さい。
これをすることで、窓口に行かなければ貯金を下ろすことができなくなります。
先取り貯金は一度でも下ろしてしまったらその時点で目標貯金額は達成できないと思ってください。
貯金成功はメンタル勝負です。
たとえ一度であったとしても下ろしてしまうということで貯金モチベーションは格段に下がるとともに、貯金のリズムは完全にくるってしまいます。
