資産1億円あっても日本人がセミリタイアできない恐ろしい理由

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今回は日本人がなぜセミリタイアできないのかについてツラツラとお伝えしていきます。

やりたくない仕事をしている方、仕事に行きたくない方、やりたくない仕事を辞めてセミリタイアしたい方は日本全国に90%以上います。

しかし、日本人ほぼ全員がセミリタイアできません。

なぜならば幼少期からある言葉を散々聞かされて‥

世間からはみ出さないようにすること、常識という名の偏見に従うこと、個性を持つ事を制限されて日々生活してきたからです。

恐ろしいある言葉とは【平均】です。

セミリタイアすることは2023年現在‥

世間からのはみ出し者です、非常識です、個性すらからも逸脱しているとみなされます。

日本人がセミリタイアをできなくさせている【平均】という言葉の恐ろしさについて好き勝手にお伝えさせて下さい。

小学校から中学校までの【平均】について

平均点

まずは平均点という言葉をよく聞かされてきたのではないでしょうか‥

平均点は〇〇点です‥などと‥

平均点より低いと悪い、平均点より高ければいいという考えをもつきっかけとなります。

たかがテスト一つの点数で平均より上か下かで良し悪しを決められていたらたまったもんではありません。

セミリタイアは2023年現在、平均点を大幅に下回ります。

通知表

次に通知表の5段階評価です。

3は平均です。

1はダメ。5は素晴らしい。

自分の価値をたった5つの段階に当てはめられること自体がおかしいです。

学期末に配られる通知表ほど恐ろしいモノはないです。

あんなのはほぼテストの点数で決められます。

通知表なんて数少ない大人の判断で評価が決められます。

下手したら担任の大人一人に決められています。

社会人になっても評価を数人の大人に決められることはあります‥

すでに小学校の段階から数人の大人に評価を決められるということが始まっています。本当に恐ろしいです。

平均点や通知表は周りの評価を過度に気にするきっかけを与える、植え付けるには十分過ぎます。

子供時代に数十回こんな機会を与えられたら周りの評価を気にするのは当たり前です。

2023年現在、セミリタイアをした人への周りの評価はオール1です。

セミリタイアをしようなんて人は平均を気にする限り増えるはずがありません。

高校・専門学校・大学の【平均】について

平均年収

将来の就職も視野に入る時期です‥

まずは平均年収という恐ろしい言葉に影響され始める時期ではないでしょうか‥

まるでその人物の価値をお金‥平均年収が決めるかのように‥

そして世間からの評価も平均年収が基準となり‥

異性からの評価も平均年収が用いられたり‥

自らの仕事を決める際も平均年収を意識したり‥

お金に支配されることが始まる時期がこの時期なのではないでしょうか?

お金に支配されるとセミリタイアは絶対にできません。

なぜならばセミリタイアはお金を捨てて時間を第一優先にする行為だからです

平均年収なんていう無責任な世間が作った言葉に支配されていてはセミリタイアは絶対に達成できません。

偏差値

そして偏差値という恐ろしい基準も高校生くらいの時期に出てくるのではないでしょうか?

偏差値とはテストの点数のみで決められます。

そして高校自体の偏差値もあそこの高校の偏差値は○○などと決められます。

小学校から中学校の時の平均点より悪質です。

なぜならば偏差値によって人生が左右される可能性も出てくるからです。

人生の選択肢を偏差値によって決められる可能性も出てきます

偏差値によって人生の選択肢を決められた人は大勢います。

これにより人生の選択肢をよくわからない実体のないモノに決められることに違和感を持たなくなります。

社会人になってから他人に、そしてよく分からないモノに人生の選択肢を決められる機会が爆増します。

しかし、なんの疑いもなく、疑いを持ったとしても仕事だからしょうがないと受け入れてしまう人がほとんどです‥

このことはセミリタイアという選択ができない大きな理由になっています。

社会人の【平均】について

平均年収

社会人になっても平均年収という言葉が襲い掛かってきます。

今の仕事はどのような基準で決めたでしょうか。

お金を優先順位の上位にして決めた方も多いと思います。

その結果今どうなっているでしょうか‥

ほとんど全ての人がやりたくない仕事をしています。

そして社会人としていると平均年収という言葉は何をするにもついてきます。

まずは転職‥

平均年収を気にして転職先を探す人も多いのではないでしょうか?

次に企業間の仕事‥

相手方の会社の方が平均年収が高いからといった理由で‥

本来の仕事のパフォーマンスが出せないなんてことも起きてきます。

さらに日常生活においても‥

平均年収が低いからといった理由で卑屈になったり、自信が持てなかったり‥性格が変わってしまったり‥

こんな恐ろしいことまで起きてしまいます。

仕事を辞めてセミリタイアする際にも平均年収は付きまとってきます。

おそらく大半の人がセミリタイアすると今の年収よりも下がる人が多いです。

そうなるとセミリタイアなんて躊躇しようという人が多数出てきます。

平均を求める労働環境

そして、セミリタイアを妨げる要素として平均が労働社会には歓迎されます。

ビジネスマナーに始まり‥髪型や、服装‥

ほぼ全員がマナーを守り、同じような髪形をし、服装をしています。

とんでもなく暑い夏にスーツのジャケット、ネクタイまで締めて労働をしている姿には狂気すら感じます。

今まで平均社会で生き抜いてきた集大成が社会人になって発揮されます。

ここまで来ると平均を逸脱してセミリタイアなんてする人は皆無になってくるのではないでしょうか?

全般的に平均について

平均年齢

なぜ平均というカテゴリーに当てはめたがるのか‥

グループ分けすることで何か効率的に物事が運ぶなんてことがあるのでしょうか‥

平均を使った恐ろしい言葉はまだまだたくさんあります。

最たるものは平均年齢です。

平均年齢という言葉に諦めるきっかけを与えられた人は多いと思います。

もう平均年齢よりも上だからセミリタイアを諦めるなんて言う人が出てくることを危惧しています。

そして平均年齢という言葉は行動力すら奪っていきます…

平均年齢を大幅に超えているから挑戦するのはやめよう…

なんてことが頻繁に起こっています。

平均という言葉は本当に恐ろしいです。

人に諦めるきっかけを与え、行動力…挑戦しようとする気持ちさえも奪い去っていきます。

平均〇〇なんて言葉は誰が作ったかも分からない偏見のカタマリです。

そんな偏見に一度きりの人生を左右されていたら悔やんでも悔やみきれません…

セミリタイアすることがとんでもなく大切なことではもちろんないです。

しかし、やりたくない仕事に一度きりの人生の大半の時間を捧げてやるなんてことは絶対におかしいです。

今一度【平均】という恐ろしい言葉について考える人が一人でも増えてもらえたら嬉しいです。

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